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証明書について

廃車すると何の証明書も残らないので注意

廃車時の税金還付自動車のリサイクル法の実施により、スクラップになった自動車は有害物質であるフロンガスを回収し破壊する事を義務付けられただけではなく、FRPを粉砕したシュレッダーダストの適切な処理なども義務付けられました。これらの処理が適切になされて解体処分されたかどうかを確認する為もあり、以前は自動車の登録を抹消するときに実際には解体していて、なくなっていても一時使用中止のまま置いておく事が一般的でした。それは解体抹消、つまり永久抹消するのは手続きも面倒で、しかも何のメリットもなかったからです。逆にデメリットとして、永久抹消してしまうと手元に何の書類も残らないと言うこともありました。一時抹消の場合は、抹消謄本と言う書類が残り、新規検査を受ける事でまた登録しなおして、車を利用できるのですが、永久抹消すると再利用できる車は既にないことを確認していますので、その為の書類などがない事になります。しかし、実際には何の書類も手元に残らないと言うのは、少々さびしいと言うような問題だけではなく、公的な書類が何もない状態になると、色々と不便な事が有る場合もあります。まず良くある問題としては、自動車を手放した事で自動車保険の中断証明書を申請したい場合です。自動車損害保険、所謂任意保険には、それまでの利用状況に応じて割引、あるいは割り増しする制度があります。そしてその割引の段階を等級という言葉であらわし、次ぎの保険に引き継げるようになっています。これは日本国内で営業している任意保険はすべて引き継げる仕組みになっていまして、すすんだ等級は非常に価値のあるものといえます。等級は他社の損害保険会社へ引き継げるだけでなく、自動車の買い替えでも引き継げます。しかし手持ちの自動車を手放した場合には等級がなくなってしまいます。それに対する救済として、中断証明書があります。これは保険をかけていた自動車を廃車した場合、次ぎの自動車を購入購入するまで任意保険を中断していると言う証明書で、最長で10年中断できます。この申請は当然対象となる自動車の廃車を確認できる書類が必要なのですが、永久抹消してしまうと何も書類が残らないのです。そこで永久抹消と同時に登録事項証明を交付してもらいます。これは廃車してあっても出るほぼ唯一の書類で、公的なものです。しかし残念ながら軽自動車にはこの登録事項証明の制度そのものがありません。軽自動車を廃車した場合はどうすればいいのかというと、実は軽自動車税の除籍票を貰うしかないのです。交付は管轄の市役所等で貰います。
住所、氏名、自動車の登録番号、車台番号などが必要ですので、控えて置いてください。