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分解作業

廃車工場で行われる分解作業とは

廃車時の税金還付今日の日本において、自動車を所有している間は常に税金が賦課されることとなっています。
これはたとえ自動車を使用していないといったような場合であっても所有しているだけで賦課される税金として扱われているため、所有している自動車が今後に渡って使用されることはないと判断された場合は「廃車」の手続きを取ることとなります。
現在の自動車市場は非常に活発に活動を行っているため、ほとんどの車は中古車として買取をされる傾向があります。
ですが所有している自動車に値が付かなかったような場合、例えば古すぎて中古車としても価値がないと判断されるような場合や交通事故などによって自動車の根本的な機能が失われてしまっているような場合などは、廃車として工場で分解するほかがなくなってしまうのです。
廃車工場で行われる作業は一般的に、プレス機でつぶして鉄くずとするものと思われてもいましたが、現在はその在り方も大きく変容しつつあります。
廃車として工場へ運び込まれた自動車はまず、各部のチェックを行って作業指示書の作成が行われます。
車名などはもちろんのこと、エンジンの形式や搭載されている部品のコンディションなど細かな点に渡っての確認が行われることとなっていますが、現在はここで「再利用が可能な部品」の確認も行っています。
特にエンジンなどは製造に際して非常にコストがかかる部品となっていますので、可能なものはオーバーホールを行うことによって「リビルド品」として修理などに活用されているのです。
こうした車の状態確認が完了した後は、まずタイヤやホイール、バッテリーといった外しやすい部品から分解が行われていきます。
ここで取り外されたタイヤは石油燃料の代替品として活用される、再生ゴム、再生タイヤとして活用されるなどの方法で再利用が行われており、これら部品が外された後には車内に残留していたガソリンやエンジンオイル、クーラントやブレーキオイルといったような液体を全て抜き出すこととなります。
そしてこれらの除去が完了した後は、事前に製作されていた作業指示書に従って再利用可能と判断される部品を最大限まで抜き出していき、再利用可能部品の抜き出しが完了した後には残った金属部品などをプレス機で押しつぶすことによって、鉄材となります。
最終的にプレス機によって鉄材とされるという点については一般のイメージと相違はありませんが、今日の工場において実際にそこに至るまでには、廃車は様々な方法により次の活用が可能になるように分解作業がされているのです。